韓国古着の在庫管理術|売れ残りゼロを目指すスプレッドシート管理法

韓国古着の在庫管理術|売れ残りゼロを目指すスプレッドシート管理法
仕入れた韓国古着が売れずに積み上がり、在庫管理に頭を抱えていませんか?僕も最初は同じでした。5WINSから月3万円分仕入れていた時期、気づいたら自宅に150着以上の在庫が溜まり、妻に怒られたのを覚えています。
「どれが売れやすいのか」「いつ仕入れたのか」「原価はいくらだったか」——こうした情報を頭の中だけで管理していたせいで、完全に在庫の可視化に失敗していました。その結果、メルカリで原価割れ販売をしたり、ラクマで売上が低迷したり、Instagramでの投稿もバラバラになっていました。
しかし、Googleスプレッドシートを使った韓国古着の在庫管理システムを導入してからは、月間売上が2倍に。売れ残り率も60%から15%まで削減できたんです。今日は、僕が実際に使っている在庫管理術を、あなたに全てお教えします。
韓国古着の在庫が増える本当の理由
「いつか売れるだろう」が積み重なる
韓国古着転売を始めた最初の3ヶ月間、僕は「どの商品も売れる可能性がある」と思い込んでいました。5WINSで仕入れた古着は、どれもトレンド感があり、一定数のファンがいることは知っていました。でも、実際のマーケットでは「このサイズは売れやすい」「この色は避けられる」といった現実があります。
在庫管理の知識がないと、こういった「売れ筋」と「売れ残り」の違いが見えません。結果として、販売していない商品も仕入れを続けてしまい、気づいたら在庫が300着を超えていました。自宅のクローゼット、子ども部屋の押し入れ、さらには別の部屋まで使っていたほどです。
数字で管理しないから判断を誤る
在庫管理の大失敗は「感覚的な判断」です。
例えば、「このジャケットはデザインが良いから、きっと売れる」という主観で仕入れを続けていました。しかし、実際にメルカリに出品すると、3週間売れないまま。その間、新しい古着も仕入れてしまう——この悪循環を何度も繰り返していたんです。
僕がスプレッドシートで管理を始めて気づいたのは、「実は売れやすい商品パターンは、かなり限定的だ」ということでした。例えば、僕の場合は以下のような傾向が数字で見えるようになりました。
- M~Lサイズは3日以内に売れるが、XL以上は2週間以上
- 黒・紺・白は1週間以内だが、ピンク・黄色は3週間以上
- 2000年代のK-POPアイドル着用デザインは24時間で売れるが、古すぎるデザインは売れない
こうした細かい情報を把握せず、むやみに仕入れていたから在庫が膨れ上がったわけです。
スプレッドシートで韓国古着を一元管理する
最小限の項目で管理する(初心者向け)
「在庫管理」と聞くと、複雑で難しそうに思えるかもしれません。しかし、僕が実際に使っているのは、Googleスプレッドシートの非常にシンプルなテンプレートです。以下の項目だけで十分です。
- 仕入れ日:いつ5WINSで仕入れたか
- 商品名:ブランド・デザイン・素材
- 仕入れ値:いくらで仕入れたか(5WINSの場合、平均2000~5000円)
- サイズ:M・L・XLなど
- 出品日:メルカリ・ラクマ・Instagramに出したか
- 売値:いくら付けたか
- 売上日:売れた日付
- 利益:売値 – 仕入れ値 – 手数料
- ステータス:「在庫」「販売中」「完売」「値下げ検討」
これだけです。20項目も30項目も必要ありません。むしろ、項目が多いと更新が面倒になり、管理が破綻します。
毎日5分の更新ルーティン
スプレッドシートを導入した初期、僕は週1回まとめて更新していました。すると、情報がズレて、実際の在庫と帳簿が合わなくなってしまいました。
今は、毎日夜寝る前に5分だけスプレッドシートを更新しています。具体的には:
- 19:00:帰宅後、5WINSから商品が到着していないか確認。来ていたら、その日のうちにスプレッドシートに入力
- 20:00:メルカリ・ラクマのアプリを開き、販売情報を記録。売れた商品があったら、売上日と売値を更新
- 21:00:最後に、売値から仕入れ値と手数料を引いて、利益を自動計算させるフォーミュラをチェック
この5分の習慣が、在庫把握の精度を飛躍的に上げました。結果として、「今、在庫は何着か」「どの商品が動きが鈍いか」がリアルタイムで見えるようになったんです。
売れ残りを予測し、先手を打つ戦略
「出品後〇日で売れない」商品は値下げする
スプレッドシートを使ってしばらく経つと、パターンが見えます。例えば、僕の場合は以下のルールを作りました。
- 3日で売れない:通常価格の10~15%値下げ
- 1週間で売れない:さらに15~20%値下げ。同時にInstagramで「困った時のセール」投稿を追加
- 2週間で売れない:3000円以上の利益が出ていれば、原価+1000円程度まで値下げ。そうでなければ、取り下げて保管
感覚的には「新しく仕入れた商品なのに値下げするのか」と抵抗がありました。でも、スプレッドシートで計算してみたら、2週間の間、画像撮影・梱包・出品対応に費やす時間的コストと、在庫を置いておくスペース代を考えると、早期値下げの方が圧倒的に効率的だったんです。
サイズ別・色別の売上記録を分析する
僕がスプレッドシートにサイズと色を記録している理由は、次の仕入れの判断を精度高くするためです。
最初の3ヶ月は、闇雲に仕入れていました。でも、スプレッドシートで売上データを分析すると、こんな傾向が見えました。
| サイズ | 売れやすさ | 平均販売日数 |
|---|---|---|
| M | 非常に高い | 2.3日 |
| L | 高い | 4.8日 |
| XL | 中程度 | 12.5日 |
| XXL | 低い | 28.7日 |
この記録がなかったら、「多くの人はM~Lサイズを欲しがる」という当たり前の事実に、半年も気づかなかったと思います。それ以降、5WINSでの仕入れ時に「なるべくM~Lサイズを優先する」という判断基準ができ、在庫回転率が大幅に改善しました。
5WINSとの仕入れ戦略を最適化する
仕入れ数を「スプレッドシートのデータ」で決める
5WINSで古着を仕入れるとき、以前の僕は「今月はいくら使う予算がある」という逆算思考でした。月2万円の予算があれば、古着を4~5着仕入れる、という感じです。
しかし、在庫管理データを始めてからは、逆の発想に変わりました。「現在の在庫が何着で、月間の売上ペースが何着か。だから、今月は何着仕入れるべきか」という順算思考です。
例えば、スプレッドシートから以下のデータが見えたとします。
- 現在の在庫:45着
- 先月の売上:28着
- 在庫の平均保管期間:14日
この場合、「毎日2着は売れている。在庫を回転させるなら、新たに仕入れるべきは月10~15着程度」という判断ができます。逆に、「闇雲に30着仕入れたら、在庫は75着になり、キャッシュフローも悪化する」と気づけます。
原価率を明確に把握する
5WINSでの仕入れ値は、商品によって幅があります。平均的には以下の通りです。
- Tシャツ・カットソー:1500~2500円
- シャツ・薄手アウター:2500~4000円
- 厚手アウター・ダウン:4000~8000円
仕入れ値が高いほど、利益率が下がるリスクもあります。スプレッドシートで「原価率(仕入れ値÷売値)」を可視化することで、「このアウターは原価率60%だから、定価より30%以上値下げできない」という販売戦略が立てられます。
僕の場合、原価率が50%を超える商品は、仕入れ時点で「3週間以内に売らないと赤字になる可能性がある」という注記をスプレッドシートに付けています。
メルカリ・ラクマ・Instagramの在庫配分
プラットフォーム別の売れ行き記録
スプレッドシートに「出品先プラットフォーム」という列を追加することで、メルカリとラクマ、どちらが売上に貢献しているかが可視化されます。
実は、同じ商品でも、プラットフォームによって売れるまでの期間が大きく異なります。僕のデータでは:
- メルカリ:トレンド系・キャラクターT → 平均3.2日で売上
- ラクマ:大人っぽいアウター・モノトーン系 → 平均5.8日で売上
- Instagram:K-POPファン向け・限定デザイン → 平均2.1日で売上(ただし、フォロワー増加に時間がかかる)
この情報がなければ、「メルカリに出すだけ」という一元化で、ラクマやInstagramの可能性を見落としていたと思います。
在庫をプラットフォーム間で移動させる判断
スプレッドシートで「メルカリで5日売れていない商品」が見つかったら、その日のうちにラクマに移動させるという判断ができます。感覚的な判断ではなく、データに基づく判断ですので、失敗が減ります。
また、Instagramで「いいね」や「コメント」が多くても売上に結びついていない商品もあります。スプレッドシートに「Instagram投稿反応 vs. 実売上」の比較欄を作ることで、「このデザインはフォロワーには好評だけど、買いには至らない」という傾向も見えてきます。
在庫処分と季節対応
季節外商品を「早期値下げ」で処分する
夏物の古着を秋に持ち越すと、一気に売れなくなります。スプレッドシートで「仕入れ日から60日以上経過した商品」を自動抽出し、季節外なら値下げの対象にしています。
例えば、7月に仕入れた薄手シャツが9月下旬まで売れていなかったら、「秋冬ものに比べて需要が落ちているので、さらに値下げするか、取り下げるか」という判断ができます。
売上トレンドの季節変動を記録する
スプレッドシートの「売上日」を月別で集計すると、季節ごとの売上パターンが見えます。例えば、僕のデータでは:
- 1月~3月:新学期・春休みキャッシュで売上20%増
- 4月~6月:売上が落ち込む(平年比15%減)
- 7月~9月:夏物需要で売上15%増
- 10月~12月:冬物・年末セール需要で売上30%増
この季節変動を予測できることで、「4月は仕入れを抑える」「12月は多めに仕入れる」という戦略が立てられます。
スプレッドシート以外のツールの活用
撮影と在庫の連動
スプレッドシートに「撮影済み」という列を作り、既に商品写真を撮った商品かどうかを記録しています。こうすることで、「在庫がたくさんあるのに、撮影が追いついていない」という状況を防げます。
特に、仕入れのペースが上がってくると、撮影が後手に回りやすいです。スプレッドシートで「撮影率」を可視化することで、「今月は撮影率70%なので、来週中に30%分を片付けよう」という計画が立てやすくなります。
メモ機能で「販売時の工夫」を記録
同じデザインの古着でも、販売説明文や値段の付け方で売れ行きが変わります。スプレッドシートのメモ欄に「このデザインはサイズ感を強調したら売れた」「色選びのポイントを書いたら問い合わせが増えた」という情報を記録しておくと、次に同じデザインを仕入れた時に参考になります。
在庫管理の効果:僕の実績
3ヶ月で売上が2倍に
スプレッドシート導入前(3ヶ月間):月平均売上8万円、在庫数350着
スプレッドシート導入後(3ヶ月間):月平均売上16万円、在庫数120着
同じ時間を使ているのに、売上は2倍、在庫は3分の1になりました。これは、在庫の質が上がり、売れ残りが減ったことの証です。
利益率の改善
導入前の平均利益率:32%(原価割れ販売が多かった)
導入後の平均利益率:48%(戦略的な値付けができるようになった)
利益率の向上は、「売れ筋を優先して仕入れる」「売れない商品は早期値下げする」というデータに基づいた判断ができるようになったおかげです。
まとめ:小さく始める在庫管理
韓国古着の在庫管理は、難しい複雑なシステムは不要です。Googleスプレッドシートと、毎日5分の更新習慣があれば、十分です。
僕が5WINSから仕入れた古着で成功したのは、「どの商品が売れやすいか」というデータに気づけたからです。そして、そのデータは、スプレッドシートの単純な記録から生まれました。
あなたも、まずは以下の項目だけでスプレッドシートを作ってみてください。
- 仕入れ日
- 商品名
- 仕入れ値
- サイズ・色
- 出品日
- 売値
- 売上日
これらを毎日、5分で更新する。1ヶ月続ければ、あなたの古着ビジネスに必要な「売れ筋データ」が見えてきます。3ヶ月続ければ、利益率50%超えも不可能ではありません。
小さく始めて、データを溜める。その先に、月10万円を超える売上が待っています。まずは明日から、スプレッドシートの第一行を作ってみましょう。

